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デジタルオミックスアナライザーパンフレット

核酸デジタル計数システム

nCounter Analysis System とは…

nCounterAnalysis System®は、米国 NanoString®Technologies 社が開発した新しい発想に基づいた遺伝子解析システムです。
CodeSetと呼ばれる特殊な分子バーコードを配列特異的に付加することでPCRを使用せずに最大800種類の標的配列をデジタル検出・カウントを行います。CodeSetによるダイレクトデジタルカウントは正確で高い再現性を実現しています。
システムはフレキシブルで遺伝子発現解析の他にも様々なアプリケーションに対応します。試薬キットのみの変更で、遺伝子発現解析の他にも、miRNA解析、FusionGene解析、コピーナンバー解析、シングルセルからの遺伝子発現解析にも対応します。また、抗体にタグを付加する新しい技術により、RNAとタンパク質の同時検出も可能となりました。

特長

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1分子=1カウントの革新的ケミストリー

ハイブリダイズのステップではサンプルとCodeSetをミックスして約12時間のインキュベーション。

PrepStation内で標的配列とハイブリダイズしたCodeSetのみを精製。
精製されたCodeSetはnCounter® 解析用カートリッジに移され、
表層に固定後、すべて一定の向きに整列されます。

デジタルアナライザーは、カートリッジに固定されたCodesetの遺伝子
バーコードの並びと数をスキャンし、各標的配列のカウント結果を数で表示します。
従来法で見られるシグナル強度による出力と異なるデジタル出力を実現しています。

得られたカウントデータは、付属の解析ソフトウェア nSolverTM Analysis
を使用してデータQCとノーマライズ、データ解析、データ出力を
簡単に行うことができます。

圧倒的に簡単なワークフロー

nCounterシステムでのサンプル前処理からデータの取得までのHand on Timeは10~15分です。特に煩わしいピペッティング操作はわずか4回で終了します。この簡単なワークフローの実現によりヒューマンエラーを抑制しています。
また、各機器のセットアップはモニターに表示される通りに設定するのみで、誰でも簡単に操作可能です。

クルードなサンプルも解析可能

nCounter®の検出原理はハイブリダイゼーションベースですので、基本的に逆転写反応(RT)、cDNAライブラリー調製、酵素反応、PCR増幅反応を必要としません。そのため、従来法で解析が困難とされているホルマリン固定パラフィン包埋切片(FFPE)から抽出されたRNAでも非常に再現性の高いデータが得られます。

FFPE組織切片から調製したライセートでもOK

FFPEサンプルから抽出精製された
サンプルでのカウント例

標的RNAのカウント結果をFFPE(ホルマリン固定パラフィン包埋)組織切片から調製されたRNAでのカウント結果とフレッシュな組織から調製されたRNAにおけるカウント結果とで比較。この結果は、FFPEから調製したRNAサンプルでも良好なカウント結果が得られることを示しています。

全血から調製されたセルライセートにも対応

全血より調製した粗抽出液(lysate)中の
標的RNAをカウントした例

PAXgeneTMで調製した全血細胞の粗抽出液(lysate)と精製したトータルRNAの各々に含まれる標的RNAをカウントした結果。独立した2検体におけるカウント結果は、精製したトータルRNAから得られたカウント結果と高い相関性を示しました。この結果は、nCounter®はPAXgeneTMで調製した全血細胞のlysateからも良好なデータが得られることを示しています。
*PAXgeneTMはQIAGENの登録商標です。